昔誰だかのエッセイを読んでいて、自分の妻が梅が好きで、引っ越した先の桜を抜いて代わりに植えたとさらりと書いてあった。 聞いた時少々びっくりしたのだけれど、私の生家にも元々桜は植わっていたらしい。桜は本来山の木だから、そう大きくもない家だと持…

めんどくさいなあぁぁ。 携帯の変換候補で『パンパン』がでてきてちょっとびっくりした。いいの？

信じらんない。一瞬茫然としてしまった。

ある日突然眠れなくなる。 なぜかと問う人の顔を、私は見る。

麻生さんと福田さんの政策方針がだいたい見えてきたけれど、福田さんのほうが今の路線に近いか。これだけじゃわからないが、麻生さんはわりと『自民党的』な政策のようにも見える。まあ平沼さんの件があるわけで。この人小泉政権の頃はあまり表立って反対姿…

映画の中で、主人公は失われたフィルムを探し旅をする。現像されたフィルムは決してスクリーンに映し出されず、彼は恋をする。 この監督の映画の中で、ウェディングドレスは足元に絡み付く鎖と、悲劇の象徴として登場する。母親が結婚するはずだった男を想い…

また子供の頃の話。 私はその日いつものように遠足には行けなくて、待ちぼうけを食らうような気分だった。 夕方になって、普段話したこともない男の子がみんなに配られた遠足のお土産を持ってきた。ひどく意外に思って、けれど気に掛けられていたことが嬉し…

大っ嫌いだ、こんな体質。

福田さんは、今、自分を支持している人たちの思惑どおりに動く人ではないだろうという事。氏には氏の政治哲学というものがあるだろうし、小泉路線をそのまま継ぐつもりもないだろうけれど。周囲の期待に対してのはっきりした距離感を見ていても、今彼を担い…

うーんというか。色々あるじゃんと思うけど。 平和条約に関しては以前からの北の要求丸呑みだなと。たぶんブッシュ政権ちゃんとしたビジョンがあって交渉できてるわけじゃない。そもそもそんなふうに交渉できる相手じゃないし。 国防総省はキレてんだろな。…

夏場疲れた時に飲むと、結構劇的にダメージが回復したり。だまされたと思って試してみるのが吉。ただしいい加減な店でいれたやつは飲んでも無駄。ましなものをいれるところはそもそも少ないが、スタバの紅茶は殺意を感じるほどまずい。 でやっぱり薬なんだな…

高い。ざけんなと思うことはしばしば。 ただ量を飲まないので、私の場合トータルしてもたいしたものにはならない。 ドアーズの紅茶でも試してみるかなと思うけど、最近はダージリンのファースト一辺倒。 ジャンピングは必要と言うところのほうがまだ圧倒的に…

何だあのリズムのなさは。演出もクソもあったもんじゃない。こんなことなら、力入れたエントリなんて書くんじゃなかった。

ここの所暑くなったり寒くなったりで疲れる。 チケットの順番待ちで並んでいたら、遅れてきた八十年代のような水商売風の女性がこちらに向かい合うように列に並んだ。こりゃどう見ても13号だなと思いながら、真っ赤なボディコンシャスな服に目が釘づけになっ…

また後ろめたい感覚を持つ。 映画でも音楽でも紅茶であっても、結局のめり込めるものじゃない。たとえばメンフィス・ミニーを耳にして心を奪われても、レコードを買いに行ったりはしない。ニック・ドレイクを聴いても、フレッド・ニールを聴こうとはしない。…

青ーい。

渋谷に用があって、ついでにふらふらウィンドウショッピングをする。 黒のブーツとパンプス買わなきゃなあと思いながら、こんな店で買ったら十万軽く越えてしまうよと思う。どっちみち私の好みのデザインはどこにもなくて、案外と高いヒールの靴というのは探…

これってありなのかなあ。http://gw.tv/fw/shop/jagura/pc/index.php 倖田來未とか、どうしても栃木のヤンキーが勘違いしてポーズとっちゃったようにしか見えないんだけど、それと通ずるノリを感じるというか。最近やっと顔と名前覚えたけど。 どの辺の層を…

台風は過ぎ去って、けれど雲は残っている。 ブログなど書いていても仕方がない。ここは子供の世界であって、誰も本当の人生や、絶望でしかない世界の姿を見たがりはしないからだ。それに翻弄されるふりをしたところで、根にある静寂は姿を変えない。 苦しみ…

台風が来ているときは紅茶がおいしく入るんだそうだ。気圧の関係で普段よりも薫り高くはいるということらしい。夜中にそれを読んで後疲れて寝てしまったのだけれど、朝になったらそのエントリは消されていた。もう台風は過ぎてしまったからということのよう…

風に傘を飛ばされそうになって、子供の頃の同じような光景を思い出した。私の傘は真っ先に飛ばされて、おもちゃのようにぐしゃりと潰れた。 なぜこうも鮮明に覚えているのだろう。店に渡る段と、雨に打たれる様子と、夢に見たかのように俯瞰の視線で身体に残…

手首が痒い。 肩甲骨の裏側から何か引っ掛かっていて、うまく息をすることができない。 照明を落とした部屋で、同じ音楽を繰り返し流している。ある曲のところまでくると、どうしてか二十年代ドイツを描いたそれを思い浮かべる。 テーブルと木の床があって、…

もういいよねえと思うし、妙な響きだけれどたぶん十分に生きたんだろうと思う。子供の頃からずっと私は人生を終わらせる場所を探していて、それには遂に出会わなかった。 どんな終わり方をするんだろうね？ もういいや。人と関わることはもう諦めた。私には…

ここ数年、夏の終わりになると不安定になる。暑さが失われる様が、自分の失ったそれに重なるからだ。 人生は十代の頃に一度断ち切られていて、その頃の夢を繰り返し見る。取り返しのつかないことは当時から今まで一本の線でつながっていて、この人生は怠惰で…

明智小五郎シリーズも江戸川乱歩なわけであって。 昔やたら再放送がやっていたが、水中バレエの回をなぜか何回も見た（別に見たかったわけではなく、単なる巡り合わせ）。水が汚いんだ、あれは。

というのにもそれなりに出来不出来があって、いまいちインパクトが足りないとか、これならこの間見たやつの方がとか、二回目に見たらつまらなかったとかいろいろあったりする。 監督さんにもキワモノかアート系かちょっと微妙な人がいて、ようするに｢鬼才｣と…

痩せたせいで以前着てた服が全然似合わなくなっていて、ちょっと愕然。 今年の流行がいまいち気に食わないから、お買物もめんどくさいし。 そんな事言っててもなあ。 気持ちのいい風が吹いてる間に、またどっかふらふら行こう。