記事補足、クリミアタタールへの強制捜索、元バフチサライ市長逮捕など

前回のクリミアタタール関連記事(参照)で、かなり即席で書いた物だったので、物凄い大事な部分が確認できていませんでした。
追記部分をここにも独立して置いておきます(内容的にはそのまま被るので、この記事は後で消すかもしれません)。

この件からは、クリミアタタールイスラム原理主義者と結びつけたがっているロシア当局の狙いがわかりやすいと思います。

5月12日、ロシアのメディア監督機関ロスコムナゾルが、RFE/RL のクリミアサイト Krym.Realii を露全土でブロック。

タス通信によると、これもポクロンスカヤ・クリミア検事総長の要請だと。ポクロンスカヤ曰く、「延々とクリミアの政府機関の名誉を傷つけており」「過激主義及び民族憎悪を助長している」事などが理由。

又同日FSBバフチサライ武装し強制捜索、「テロ活動」でクリミアタタール4人を逮捕。ポクロンスカヤ曰く、1人は町の「地元テロリスト細胞」のリーダーだと。

これも同日FSBは、元バフチサライ市長でメジリス副議長イルミ・ウメロフを逮捕。ポクロンスカヤは、ウメロフは露刑法280.1条2項「露連邦の領土保全を変更する目的の、公けでの呼び掛けもしくは活動」下の容疑に関連し捜査されていると。