結局でも

うちは映画や音楽の話をずっとやってきたブログじゃないし、読んでる人がどこまで興味持つのかなというのがちょっと読めない。おもちゃ映画にしても、今回の映像にしても、全然興味のない人でもすんなり入れるように気をつけてはいるんだけど。


と、まあいっか。上映はこれです。


http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2013-6-9/kaisetsu.html


この人の映画は上映機会が少ないこともあり、私もあまり見てないのですが、これからの上映だと「蜂の巣の子供たち」あたりがいいかなあ。代表作でもあるし。
この監督は戦災孤児達を引き取って育てていて、その浮浪児たちをそのまま映画に出している形になります。笠智衆もこの人の映画によく出ていて、監督の評価がなかなかされないことに不満を漏らしていたのは有名な話。



前回の「大学は出たけれど」の原作は、実はこの監督さんになります。小津とは仲が良かったんだそうで、なんだかわかる気もしますが。


理屈抜きでどの監督が一番好きかと言われれば、この人かもしれないなあ。駄作というか、明らかにやる気のない作品なんかもあるんだけど。天衣無縫の才能とでもいうべき人だろうな。