ミャンマーについて BB氏へ 続き

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書かれていることにほぼ同意するものであり、BB氏の「非人道的ということはどういうことなのか」に一貫したテーマが読み取れますし、その見解に付け加えるところはありません。ここであらためて私の立場を私の文脈で表明するべきなのかもしれませんが、それをするには少々疲れていますし、そのことがあまり重要であるとも思いません。ただ「知的誠実さ」「意志の継続」というのは少し違う受け取られ方をされているんだろうなと。


北朝鮮のことであっても拉致と脱北問題とリンクさせないと本来きちんとした対応が出来ません。個人の認識のみならず、日本政府はここを戦略としても間違えたと思うし、その認識が構造の認識の必要という文脈につながっている。
グルジアのことについて触れましたが、結局欧米メディアの支持はなんだったのか。大国の間で小国が翻弄される構図はかわりませんし、ウクライナグルジアの現在の状況を見るとき、構造は何も変わっていない。我々がそれについてどれだけ知っているか?ほとんど知りません。ミャンマーの軍事政権の問題と比べるのは適当ではありませんが、関わり方を深く考えず他者と同一の立場を取ることは現実に多すぎ、結局それは百の内九十九、暴走とその後の荒廃を呼ぶだけです。
無論今回BBさんはそこに明確に距離を置いていると説明されたわけですが、知的誠実さという言葉に少し違うということを言いたかったので。