知性
ある人が、ある場面で『それは知的に不誠実な態度だと思う』と書いていた。
何か課題に直面している時、じっと考えていて、ああこれへの感性が知性というものなんだろうと感じる事がある。
今まで何人か似た事を書いていたけれど、そのたびにどこか不思議な感覚を覚えた。このどこかふわりとした感覚を、この人達も別の場所で同じように感じたんだろうかと。
冒頭の言葉を書いた人が、知性という物にどういう感覚を持っているかはわたしにはわからない。
ただ、振れ幅のある、自らに懐疑を持った人にわたしはいつも興味をひかれる。この人もそういう人だなと思う。
世の中には、全く知らない場所に自分と似た人がいる。それはなぜなんだろうかと、いつも思う。