極東情勢

日本人にとって、「政治的」っていうのはどういうことなのかな、と思う。


現状、靖国の問題が既に以前とは違う次元になっている事に、外と内の認識は愕然とするほど差がある。

戦前日本が孤立していった理由が、その落差から自分の目にはこういうものだったかと見えてしまう。



「政治」をイデオロギーに押しやってしまう事で、日本人は自らの目隠しを正当化してきたんだと思う。
イデオロギーは我々にとって単に「他者」であって、己の不作為とか、不作為の自覚による不安の捨て場所に、「彼ら」を使ってきたんだろうと思う。



日本は結局、一度として「外」と対峙できた事はなかったんじゃないだろうか。
韓国の反日は、我々との同質性を否定する動作の繰り返しであろうかとも見える。
やはり中国も韓国も我々とよく似ていて、けれどその構造は、西側からは片面しか見えない。



日本はわかりやすい「悪者」であって、その役回りから逃れたければ、我々は「語ること」を覚えなければいけない、ということではあるだろう。




安倍首相の靖国参拝、知られざる波紋
大前研一の日本のカラク
http://president.jp/articles/-/11835


安倍首相はダボスで何を言ったのか? | 冷泉彰彦 | ニューズウィーク日本語版
http://newsweekjapan.jp/reizei/2014/01/post-621.php


【追記】
時事ドットコム: 「中国軍、尖閣奪取へ電撃戦想定訓練も」 米軍幹部発言
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014022000180