参考資料など追記 橋下知事の発言が総連関係者一部にひそかに歓迎されたこと

先ほどのエントリに追記した部分再掲。


【追記部分】
ちなみにこのでっちあげ説は朝鮮学校の教科書にもしっかり記載されている。その為辞任した柳田拉致担当相が教科書内容に訂正を求めている(http://sankei.jp.msn.com/life/education/101008/edc1010081831001-n1.htm)。高木文科相も、教科書が拉致問題解決を求める動きを「反朝鮮人騒動」と描くなど、の偏向記述には「全力で改善を促す」と明言しており(http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101111/kor1011112124009-n1.htm)、総連側はそれに強く反発していた(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101120/plc1011200141006-n1.htm)



北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」冊子に掲載された朝鮮学校教師の方の告発文全文転載されてました(「朝鮮高校無償化除外は民族差別ではない! 日本国の当然の主権行使である」朝鮮総連の 「学校教育」 は決して民族教育ではない! 星への歩み出版/ウェブリブログ)。
朝鮮労働党第四期一五次中央委員会の決定に従い、総連第八次大会(一九六七年)で金日成を絶対の神として崇めるようになったとある。これが礼讃教育の始まりということだ。


そして橋下知事の発言が歓迎されたこと。

いま、総連の現職幹部たちや元活動家、そして心ある総連傘下の同胞たちのなかで、さる三月、橋下大阪府知事が大阪の朝鮮学校に出している外国人学校振興補助金の見直しを述べ、「民族差別だとの声もあるが、朝鮮民族が悪いのではない。北朝鮮という不法国家が問題だ。それはドイツ民族とナチスの関係と同じだ」。知事はまた、「朝鮮学校が、不法国家の北朝鮮と結びついている朝鮮総連と関係があるなら金は投入できない」と表明した。
 総連中央は、この「ナチス発言」が同胞たちのなかでどのように受けとめられているのかを知っているのだろうか。
 その後、大きな声では話さないが、下部の幹部や保護者たちのなかで聞こえてくる本音は、「知事が本当のことを話してくれた。胸がスーツとする思いだ」との声であった。
 子どもを朝鮮学校に通わせながらも、心ある保護者たちは「総連教育」の実態を見通しているのである。


本来歓迎していなかったはずの、また秘密事項であったはずの韓国籍の生徒の数を「公表」し、中立な民族学校と感じさせ無償化に奔走する姿も描いている。

ズバリ、いま「朝鮮籍」は、特別永住権者(戦前から日本に住む在日とその子孫で、約四一万人)の一割しかいない。これはいかに多くの在日同胞が「朝鮮籍」から離れているかを物語っている。

これが実態だろう。
あまり良くないとは思うが、リンクを貼るだけでは大部分の人に確実に飛ばされるので、以下抜粋していく。

知事と対面した大阪朝高の校長・金淳竽は、総連中央から派遣されてきた人であるし、この四月には総連中央の教育局長として戻っている。また、理事長の辛正学は、近畿と北陸地方の総連県本部の委員長を歴任した「筋金入りの」総連幹部であり、北の工作員侵入や日本人拉致に関連する石川県委員長でもあったため、黒い疑惑のつきまとう人だとうわさされる人物である。


(略)


 数年前、一部の総連幹部と教育関係者のなかから、総連に乗っ取られた民族教育を同胞のための真の自主的民族教育に取り戻そうとするたたかいが起こったことがあった。
 先日、名古屋や大阪の心ある保護者のなかから、この機会を逃さないで総連から民族教育を取り戻そうではないかとの動きが出てきたと言う話を耳にした。
 しかし、身近にいる友人たちは、「もうそんな考えをもつ保護者などほとんどいないのではないか。運動へとは発展しないだろう」と言うのであった。
 後で述べようと思うが、言ってみればそれもそうである。いままだ総連に残っている在日同胞や学父母たちは、北朝鮮や総連となんらかの利害関係のある人たちだけである。朝鮮学校の生徒たちのほとんどは、一般同胞の子弟たちよりも総連幹部・組織関係者の子弟たちだという厳然たる事実を見逃してはならない。


(略)


 とりわけ関西のテレビがクローズアップしたという「金父子の肖像画の件」で、大阪朝高が説明した「首領さまの肖像画儒教の国なので下すわけにはならない」との返事にたいして老活動家や元活動家の多くから意見がでた。「あの返事はけしからん。首領さまと儒教を同格にするとは何事だ。あいつらは何様だ」と。
 数年前だったら間違いなく首が飛んでいたはずだが、なんとこの質問を想定した上で、脚本を総連中央が事前に書いていたとのことである。総連中央は苦しまぎれの方便として儒教の国云々をもち出したのであろうか。
 いつから総連は、金だけ獲れるならなりふりかまわず「親分の権威」まで投げ捨てるようになったのだろうか。
 


(略)


 総連はいつも、自らの代弁者を作り上げ、その力を利用して事をはこんできた。そして、それを巧妙に行ってきた。日本の政党や一部のジャーナリスト、そしていわゆる「進歩的な人士や市民運動団体」をとりこみ、それを前面にうちだして運動を展開する。
 ざっとみただけでも、朝鮮戦争アメリカがおこした、大韓航空機墜落は韓国の自作自演だ、日本人拉致はなかった、というあんばいである。朝鮮学校問題にあっても、一九七〇年代の「外国人学校法案」反対運動、このたびの高校授業料無償化適用「運動」など、いつも「よき理解者」[ありがたい支援者」を前面に出して「闘争」する。


(略)

 大阪府知事の勇気ある、そして当然な発言どおり、金正日(ナチ)と北朝鮮国民(ドイツ国民)は違う。自国民を拉致され主権を脅かされた日本攻府が自らの主権を行使することがどうして「民族差別」であろうか。
 私が日を重ねるごとに感じ入る言葉、「朝鮮民族が悪いのではない。北の不法国家が問題だ。それはドイツ民族とナチスの関係と同じだ」との言葉である。そして、朝鮮学校訪問時に「君たちが悪いのではない。大人の問題なんだ」と、子どもたちに語りかけたと言う橋下知事の言葉のなかに、政治家としての主権意識と北の人びとに対する人権的配慮に胸をあつくするのである。
 朝鮮人学校を支援してくださる心ある日本人の皆さんに申し上げたい。どうか北の金正日政権と、その忠実な下僕・朝総連、朝鮮学校の本質から眼をそらさないでいただきたい。独裁者・金正日と平和を語り、人権を語り、善隣友好を築くことが出来るとお思いですか。

参考】
星への歩み出版で『現代朝鮮歴史』高級1〜3(高校1〜3年用現代朝鮮史)の翻訳がされている
http://hrnk.trycomp.net/book.php?eid=00013


出版社のブログの七月あたりのエントリで、個人崇拝の教科書内容(写真)が掲載されています。
http://h-ayumi.at.webry.info/201007/index.html


おそらく出版社がどういうところか気になると思いますが、前掲の「北朝鮮帰国者の生命 (いのち) と人権を守る会」の立ち上げ人の一人である萩原遼氏が運営しており、氏は朝鮮総連結成50周年記念パーティー会場前で、総連批判のビラを配り出席していた不破哲三の逆鱗に触れ共産党を除籍されたことで有名。プロフィール詳しくはこちらを参照


ビラ配りの様子の写真、ビラの内容、当日の不破議長の挨拶の内容などあり
共産党、萩原遼氏を除籍 朝鮮総連への抗議が原因 : 電脳補完録