自分の書いてるものが読めたもんじゃないのは知っている。でも保つ力がないのだから仕方がない。
人の身体とどう違うのかわからない。どこでこのゆく先が決まったのかわからない。ただ耐えられない。どうごまかしても、いまここにいて、ただここにいることに身体が耐えられない。どう辛いのかと問われても答えられない。
誰かの問う声とはすれ違う。あなたとは最初から違う場所にいる。だからそんなこと認めたくなかった。今もわからない。あなたと何が違うのか。目の前の人の流れと自分が確かに違う息をしていることが、未だにわからない。