2006-08-15 テレビを見る視線 写真をとられるのが嫌い。 自分の正常でない姿を、視線で以って写し取られるのがいや。記録に残すのがいや。 他人にはわからなくても。 どこかで引っ掛かる。何か。 テレビを見る視線がいかに残酷なものであるか。 その鈍さとは違うものだが、視線というものを私は捉える。自分の意識と視線が分離しているからか。 そこにあるあなたの視線。 それに耐えられるような、存在のしようではない。