泉あい氏の所作について

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以上です。


投稿 泉 あい | 2006/07/16 1:24:37


Grip Blog: 松永さんと滝本弁護士のインタビューを終えて


呆れた。


読者の声に従ってやっていくという、当初の一番大事な「ポリシー」はどこに行ったのか。
読者の多くは、あなたが事を明らかにするよう要請している。あなたが私の質問に答えることも含めて。その声に答える以外、やるべき事など何もない。



松永さんの入院は、幾らなんでも長すぎるし、それは泉さんもわかっているだろう。病気の性質上、療養中等の可能性もあるが、状況が何も分からないまま、放って置かれていい性質のものではない。彼が当時言っていたニ、三週間の入院という期間は遥かに過ぎており、本来ならば彼の方から何らかのアナウンスがあるべきものだろう。実際、十二楽坊の方には報告があったし、彼は一定以上の信頼を置ける人間を通して、今回彼を見守っていた人間たちに対し、自分の状況を知らせる必要がある。



泉さんは個人的にこの件に関わってきたし、彼がある程度深く報道機関に関わっていた事は、あなた自身が認めている。松永氏はインタビューを利用して全ての質問から逃げてしまった。


あなたには松永氏の状況を知らせる事が可能であり、その責任があるあるだろう(文脈に、不必要に責任を強調する部分があるので訂正)。確定した事実を知ることが出来ないとしても、努力位はすべきではないのか。彼の現状が分からないままで、多くの事が宙に浮いてしまっている。非常によくない状況のまま、多くがフリーズした状態にあるだろう。それはもちろん、泉さん自身の事についてもである。




ひとつ泉さんに聞きたいのは、あなたは松永氏が今までやってきた事を知っているのかという事である。
彼の信用を失墜させた入院前の工作めいた様々な行為と、以前の事は性質的につながっている。それらは今回脱会したかということとは、直接関係ないのだろうが、彼が自分の立場をどんどん悪くしたのは、まさにそれらの行為によっている。あなたにとって、それら以前の事を知る必要はあるだろう。(ここで注意してほしいのは、私は決して松永氏を「有罪」にしたいわけではないという事である)



なぜ報道機関に関して、ここまで説明を求められるか。それはオウムの工作体質とも関わっているし、松永氏から未だにその体質自体は抜けていない。
報道特集などを見ても、上祐派もだいぶ言論工作をやっているなという印象を受けた。松永さんが上祐に嫌悪感をあらわにしたのは、それだけの事を上祐氏がやったのだろうし、報道との齟齬も捉える方向の違いという事があるだろう。けれど松永氏が言った事は、そのまま流していい性質のものではなかった。インタビューの時点では、致し方なかった点もあるだろうが、泉さんらにはその言葉を検証する義務がある。


それ以外にジャーナリズムなどどこにあるのか。あなたはそこを飛び越して、何をすることも出来はしないのだ。




ねむ氏、通りすがり氏の議論などいちいち見ていないが、彼らに共通しているのは、行っているのが本質の議論では無いという事である。BigBang氏も、まさかあなたが本当に出て来るとは思っていなかっただろう。責任を放り出し、あのようなコメントだけ平気で出して行く泉さんの度胸には敬服する。



冒頭のコメントの中で。彼女の中で読者という言葉は、何か別のものと置き換わってしまったのだろうし、BB氏を読者と括っていく事も明らかに不自然である。ここで「私は関係ありません。勝手にやってください」という立場を取るのは、明らかに適当ではない。多くの人々に見向きもされない無理筋の擁護論が、主人のいないところで延々と続けられるなど、馬鹿げた事だ。
片方が彼女に答えを求めている事ははっきりしている。その前提が見えていて、茶番を堂々と演じられていくのを見るのは不愉快である。



さりげなく彼女はまたBB氏をコケにしていったようにも見えるし、実際そうだろう。そして読者は、正しくその彼女の姿を見ている。
この人は、いったいどこまで愚かになれば気が済むのかと思う。彼女の行為は、自身の信用をますます失墜させるものでしかない。





いい機会なのでひとつ書いておくが、松永氏が脱会したというなら、騒がしい所から離れて自分の内を整理をするのが本来だっただろう。BigBang氏はじめ多くの人間はそう考えただろうし、松永氏はそうする必要を感じなかった。そこに通常の感覚との齟齬があるし、松永氏はまだ何も分かっていないのだなと、正直思う。


その齟齬に何を読み取っていいのか、追及している人々は迷っていたし、その齟齬自体に気づかない人々が、今回のことをややこしくしてきたと考えている。そして泉さんは、その齟齬に気付いている人ではあるだろう。



報道機関について、何かしら許容し得ない関与があったのなら、泉さんは松永氏のインタビューなどできなかった筈である。私は彼女が「松永さんはまだオウムの心情が抜けていない」と書いた事を決して忘れていない。それらの信用を前提に置きながら、こちらはあなたに説明を求めているのだ。何もあなたに悪意を読み取っているわけではない。



あなたが信用を失ったのは、人の声に耳を貸さなかったからであり、説明の必要性を理解せず、何もかも投げ出してしまったからだ。
松永氏と関わった事、それ自体ではない。